キャッシュレス決済の導入を検討している店舗オーナーや事業者にとって、クレジットカードの決済手数料が、優先的に考慮すべきポイントになります。
- 「中小企業向けプランの決済手数料や
その他の料金が知りたい!」 - 「メリットとデメリットを教えて!
他サービスと比較してほしい」 - 「対象になる事業者の条件と
注意点や申込み方法」
お店に決済システムを導入するとき、選択肢が多くて、何が最新の情報なのか迷うことはよくあります。さらに自分で調べるのが面倒くさて、後回しにしがちです。
重要な情報を見落としてしまい、「こんなはずじゃなかった」「想像と違った」と後悔するケースも珍しくありません。
事前の確認が重要です。
サービス内容をしっかり把握していないと、導入後に予期せぬトラブルが発生し、余計なコストと手間がかかるリスクがあります。
筆者は、キャッシュレス決済業界で12年間経験を積み、店舗のキャッシュレス対応に関する課題を解決してきました。
専門的な知識と信頼性の高いアドバイスを通じて、最適な決済システムの選定をサポートし、『安心』と『安定』を提供しています。
Airペイ(対面決済)に関する重要なポイントを、総合的にわかりやすく解説します。
- Airペイの中小企業向けプランの概要
- Airペイの中小企業向けプランのコスト全般
- 対象となる事業者の条件や制約
- 申込み方法や注意点など
この記事を読めば、「Airペイ」の「中小企業向けプラン」があなたのお店に向いているかどうか判断できます。導入後に「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
STORES決済の「中小企業向けプラン」とは?
リクルートペイメント株式会社が提供するAirペイの「中小企業向けプラン」は、正式名称「決済端末ディスカウントプログラム」です。
そこでリクルートペイメント株式会社が、2024年12月1日より、中小事業者のキャッシュレス導入促進のため、クレジットカードの決済手数料率を3.24%から業界最安水準の2.48%に引き下げ、店舗の負担を大幅に軽減します。
決済手数料引き下げブランドと手数料
Visa / Mastercard® / American Express / JCB / Diners Club / Discover
3.24% → 2.48%
- 新規の加盟店
…Airペイ 新規申込画面の「店舗情報」の入力画面にて、それぞれのプログラムへの申込み● Visa決済手数料ディスカウントプログラム
● Mastercard®決済手数料ディスカウントプログラム
● JCB / American Express / Discover / Diners Club 決済手数料ディスカウントプログラム - 既存の加盟店
…Airペイ管理画面の「契約情報」画面にあるディスカウントプログラム適用状況の「申し込む」ボタンからお申込み
Airペイの「中小企業向けプラン」の条件や対象は?
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」は、中小事業者を対象にしたプランです。個人も条件を満たせば申込みができます。既に加盟している店舗だけでなく、これから新たに申込みして加盟店になる事業者も対象になります。
・中小企業庁の定義する中小企業要件を満たすこと(個人事業主も含む)
・上場企業や大企業の持分法適用会社、連結子会社、またフランチャイズ提携先でないこと
・年間のキャッシュレス決済総額が3,000万円未満であること
- 決済ブランド毎に審査があり、適用条件が異なります。
- 中小企業庁の定める定義(※1)に該当すること
- 決済ブランド毎に利用可能であることを示す「店頭掲示ツール」を掲出が必須
(アクセプタンスカードやアクセプタンスシールなど) - 適用外になる業種:不動産、ホテル・旅館、鉄道、タクシー、路線バス、引越し、宅配、旅行代理店(その他、Airペイを利用した決済が禁止されている業種)
※1…中小企業庁の定める定義とは
従業員数 | 資本金 | |
小売業 | 50人以下 | 5千万円以下 |
サービス業 | 100人以下 | 5千万円以下 |
卸売業 | 100人以下 | 1億円以下 |
製造業その他 | 300人以下 | 3億円以下 |
※本定義では、飲食業は小売業に該当
適用条件 | VISAプログラム | Mastercard® プログラム | JCB/American Express/Diners Club/Discoverプログラム |
上場会社条件 | 上場会社ではない | 上場会社・子会社・提携関係でない | 上場会社ではない |
他端末利用条件 | 他端末でVisa決済を未利用 | 他端末でMastercard®決済を未利用 | ー |
決済金額条件※2 | Visa2,000万円以下 | Mastercard®1,000万円以下 | JCB等合計1,000万円以下 |
※2…(1年以内に他社→Airペイに切り替えている場合)法人もしくは個人が運営する複数店舗の決済金額を合算し、Airペイ以外の決済端末を利用した決済金額も含む。
キャッシュレス決済をもっと手軽に導入いただきたいという想いからできたキャンペーンです。本プログラムは予告なしに変更または終了する可能性もありますので、該当する中小企業オーナーは是非活この機会に活用しましょう!
Airペイの「中小企業向けプラン」の料金体系は?
Airペイの「標準プラン」と「決済手数料ディスカウントプログラム」を比較しました。
「決済手数料ディスカウントプログラム」の決済手数料引き下げブランドと手数料
Visa / Mastercard® / American Express / JCB / Diners Club / Discover
3.24% → 2.48%
Airペイは、毎月の固定費がかからず、決済が発生時に手数料のみが発生します。
「標準プラン」では、一律3.24%です。COIN+のみ税込:1.08%(税別:0.99%)です。COIN+とAirPAYは、同じリクルートグループ企業だから、決済手数料が低く抑えられているため、店舗は集客力を高めると同時にコストも削減できます。
入金手数料と入金サイクル
振込手数料はAirペイが負担します。加盟店は別途振込手数料を支払う必要はありません。
登録口座に関係なく、どの口座でも振込手数料も無料です。ゆうちょ銀行は振込口座に指定できません。また日本国内のほとんどの銀行口座に対応しています。
クレジットカード・電子マネーは登録銀行により異なります。指定銀行の場合、振込が月6回行われるため、資金繰りに余裕があります。その他の金融機関の場合は、振込が月3回と少なくなります。
QRコードは登録口座にかかわらず、入金サイクルは、月末締め、翌月末1回払いです。(AirペイとAirペイQRの決済手数料は、小数点以下を切り捨てで計算されます。)
Airペイのキャンペーン
続いて継続中の開催キャンペーンを紹介します!
Airペイは、専用のカードリーダーが必要です。※iPhoneもしくはiPadを持っていない場合は別途用意する必要があります。キャンペーンで無料になる場合はもあります。
キャッシュレス導入0円キャンペーン
実店舗向けの新規申し込み時に、iPadが無料貸与できるキャンペーンです。
2024年10月から「キャッシュレス導入0円キャンペーン」が再開されています。キャンペーンは、Airペイを解約するまでずっと適用されるので、無料で使い続けれます。
◯ 実店舗があること。
◯ キャンペーン期間中にAirペイに新規で申込みすること。
◯ 申込みから6ヶ月後の月末までに審査通過すること。
◯ 初めてAirペイに申込むこと。(既存申込みや再申込みは対象外。)
◯ 上記すべてを満たす場合に限ります。
前回は突然終了になりましたし、過去には開催期間が1ヶ月だけのときもありました。
☆2022年1月6日〜2023年6月30日(約1年半)
☆2021年11月1日〜2021年12月3日(約1ヶ月)
☆2020年11月2日〜2021年4月23日(約半年)
iPadの配布台数には予算があります。実店舗を運営されていて、まだAirペイに申し込んでいない方は、ぜひ期間限定のこの機会にキャンペーンをご活用ください!
- 実店舗がないとiPad無料キャンペーンは適用されません。
- iPadでAirペイを使わないと、iPad代が請求されます。
- キャンペーンは初回申込の1台目のみ対象です。
- 解約時はiPadを返却し、送料はお店負担です。
- 初期不良以外の故障や不具合の修理はお店負担となります。
- 紛失や不正利用時は弁償が必要です。
- iPad希望の場合、申込時に選択が必要です。申込後の追加はできません。
- 貸与iPadはWi-Fiモデルのため、Wi-Fi環境が必要です。
- キャンペーンは予告なく変更や終了することがあります。
「キャッシュレス導入0円キャンペーン」の対象外の方でも、専用カードリーダーが無料になる「0円スタートキャンペーン」は適用されます場合があります。
0円スタートキャンペーン
新規向けの決済端末の無料貸与ができるキャンペーンです。
「0円スタートキャンペーン」は、通常20,167円の専用カードリーダーが無料で貸与されるキャンペーンです。iPadやiPhoneがあれば0円で導入できます。Airペイを解約するまでずっと適用されるので、無料で使い続けれます。
◯申込みから6ヶ月後の月末までに審査通過すること。
◯初めてAirペイに申込むこと。(既存申込みや再申込みは対象外。)
まだAirペイに申し込んでいない方は、ぜひ期間限定のこの機会にキャンペーンをご活用ください!
- 解約時はiPadを返却し、送料はお店負担です。
- 初期不良以外の故障や不具合の修理はお店負担(20,167円)となります。
- 紛失や不正利用時は弁償が必要です。
- 申込時の画面から選択が必要です。
- キャンペーンは初回申込の1台目のみ対象です。2台目以降は20,167円。
- キャンペーンは予告なく変更や終了することがあります
Airペイは、キャッシュレス決済の導入を検討している店舗にとって、手軽でコストパフォーマンスの高い選択肢です。
もっと手数料を安くする方法はある?
キャッシュレス決済の手数料を抑える方法として、複数の決済会社と契約し、それぞれ手数料の安いサービスを利用する手段があります。たとえば、クレジットカードはA社、B社、C社、電子マネーはD社、QRコード決済はE社やF社といった形で運用できます。
- 手数料を安く抑える
- レジ周りが煩雑になる
- 管理コストが大幅にかかる
決済ブランドごとの対応や確認が必要です。
契約書確認と契約締結作業 / 入金日別の入金確認 / 管理画面パスワードの把握 / 決済会社別の問い合わせ窓口 / 金額のズレが生じた場合の調査
複数の決済会社と契約すると、管理が複雑になり、売上の集計作業が増えます。しかも、金額が合わない場合には、原因を特定するのが難しくなります。
さらに、レジ周りに複数の決済端末や配線が増えることで操作が煩雑になり、教育にかかるコストも増加。その結果、レジの効率が低下するリスクがあり、手数料以上に管理コストがかかる可能性があります。
解決策としては、1社の決済代行会社と包括的に契約し、複数のキャッシュレス決済をまとめて管理する方法をおすすめします。決済に関する業務の手間が大幅に削減され、レジ周りもスッキリします。
その結果、決済に関する人件費も削減され、本業に集中できるという大きなメリットがあります。たとえば、Airペイのようなマルチ決済サービスを利用すれば、複数の決済ブランドを一つのシステムでまとめて管理できます。
手数料を節約して管理が複雑になるより、一元管理によって全体のコストを抑える方が賢明です。
Airペイの「中小企業向けプラン」のメリット
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」のメリットを解説します。
- 決済手数料の引き下げ
- 初期費用・月額費用・入金手数料がかからない
決済手数料の引き下げ
中小企業向け (VISA / Mastercard) | 中小企業向け (JCB / AMEXなど) | |
---|---|---|
STORES決済 | 1.98%(非課税) | 2.38%(非課税) |
stera pack | 1.98% | 2.48% |
楽天ペイ | 2.20~2.48%(非課税) | 2.20~2.48%(非課税) |
スマレジPAYGATE | 2.48%(非課税) | 2.48%(非課税) |
Airペイ | 2.48%(非課税) | 2.48%(非課税) |
Square | 2.50%(非課税) | 2.50%(非課税) |
中小企業向けプランのクレジットカード料率の各社比較です。(stera packは非課税か税込みかの表記が不明)
(出典:三井住友カード「クレジットカードの国際ブランドとは?世界5大ブランドの特徴を紹介」2020年データ)
クレジットカードのなかでも、VISA / Mastercard の利用している割合が、全体の約7割(VISA:50.8% Mastercard:17.7% 合計:68.6%)です。
一番使われているVISA / Mastercard / JCB / AMEXなどの月額費無料サービスで最安値は、Airペイの中小企業向けプランです。この理由だけで導入する必要性があり、有力候補です。
初期費用・月額費用・入金手数料がかからない
月額固定費 | 中小企業向け(VISA / Mastercard) | |
---|---|---|
STORES決済 | 3,300円(税込) | 1.98%(非課税) |
stera pack | 3,300円(税込) | 1.98% |
楽天ペイ | 2,200円(税込) | 2.20~2.48%(非課税) |
スマレジPAYGATE | 無料 | 1.98%(非課税) |
Square | 無料 | 2.50%(非課税) |
Airペイ | 無料 | 2.48%(非課税) |
Airペイだけが、初期費用が無料で導入でき、月額固定費も解約金もかからずに、中小企業向けプランを試すことができます。
初めてのがキャッシュレスで導入を、検討している事業者は、Airペイを使っていきましょう!
Airペイの「中小企業向けプラン」のデメリット
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」のデメリットと注意する点をお伝えします。条件対象外になると「標準プラン」が適用になり、決済手数料が引き上げられます。確認はAirペイの管理画面から可能です。
- 各決済ブランドごとに審査が有り、対象の条件が異なる
- 各決済ブランド総額は、店舗(業態・商流)単位ではなく企業単位
- 各決済ブランドごとに上限を超過すると「標準プラン」の手数料が適用される
- Visa / Mastercard®をAirペイ以外の決済端末で利用している場合は対象外
- 上場企業や関連会社、フランチャイズ提携先は対象外
- 予告なくプログラム内容を変更または終了する場合がある
決済ブランドごとに審査が有り、対象の条件が異なる
各決済ブランドごとに審査通過できる条件が違います。
● Mastercard®決済手数料ディスカウントプログラム
● JCB / American Express / Discover / Diners Club 決済手数料ディスカウントプログラム
年間決済額の設定条件
年間取扱高が2,000万未満
上場会社でない
他端末でVisaを未利用
年間取扱高が1,000万未満
上場会社・関連/提携関係でない
他端末でMastercard®を未利用
年間取扱高が1,000万未満
上場会社ではない
他端末利用の定め無し
年間取扱高…法人もしくは個人が運営する複数店舗の決済金額を合算し、Airペイ以外の決済端末を利用した決済金額も含む(他社→Airペイに切り替えた場合)
各決済ブランド総額は店舗(業態・商流)単位ではなく企業単位
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」では、法人(事業者)単位で、年間の各決済ブランド総額やキャッシュレス決済売上総額は計算されます。店舗単位や業態別ではなく、法人(事業者)単位になりますので注意しましょう。
例1)複数店舗を経営…店舗別ではなく全店舗分で計算
例2)複数業態を経営…業態別ではなく全業態分で計算
例3)複数の販売経路…販路別ではなく全販路分で計算
例4)上記が混合する場合、法人(事業者)単位で合算して計算
各決済ブランドごとに上限を超過すると「標準プラン」手数料適用
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」では、各決済ブランドに年間決済取扱高の上限があります。年間決済取扱高が上限を超えると2.48%から「標準プラン」の3.24%に手数料が引き上げられます。
年間取扱高 | |
年間キャッシュレス総額 | 3,000万未満 |
Visa | 2,000万未満 |
Mastercard | 1,000万未満 |
JCB / AMEX / DinersClub / Discover | 1,000万未満 |
なお、上限を超えても解約金などはありません。
Visa / Mastercard®をAirペイ以外で利用している場合は対象外
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」では、オフライン決済(対面決済)の他社決済端末で、Visa / Mastercardの決済が利用可能な状態である場合は、対象外になります。
STORES決済 / stera pack / 楽天ペイ / スマレジPAYGATE / PayCASMobile / Squareを利用されている場合は、他社を解約後にAirペイの新規申込みをすれば決済手数料ディスカウントプログラムの適用になりますので、気をつけましょう。
上場企業や関連会社、フランチャイズ提携先は対象外
中小企業が対象になるプランのため、上場企業関連会社は対象外になります。
※上場企業や大企業(上場企業やビジネスグループと提携、属していないこと)の持分法適用会社、連結子会社、またはフランチャイズ提携先ではないこと
予告なくプログラム内容を変更または終了する場合がある
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」は、2024年12月10日時点、終了予定日は未定です。事前の予告なく内容が変更されたり、終了する可能性があります。終了後は通常のカード決済手数料(3.24%)が適用されますので、ご注意ください。
ご検討中の方は、ぜひお早めに手続きを進められることをおすすめします。
「中小企業向けプラン」のプラン比較
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」と他社決済サービスの「中小企業向けプラン」の比較をしてました。
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」は、キャッシュレス業界の月額費用無料サービスで最安値水準のクレジットカード決済手数料2.48%で利用ができます。
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」よりも、「決済手数料1.98%」と安いのが「STORES決済」や「stera pack」です。しかし、月額費用が3,300円(非課税)と高くなります。よりわかりやすく検証します。
決済手数料1.98%プランとの比較
「STORES決済」や「stera pack」などの決済手数料1.98%プラン比較すると、損益分岐点が66万円です。100万円の月間売上がある場合は、1,700円分「STORES決済」や「stera pack」がおトクです。
売上に変動があり、月額費用無料を希望する事業者や差額が気にならない事業者は、iPadが無料で貸与される「AirPAY」がおすすめです。
66万未満ならおすすめ
- iPadが無料
- 月額費無料
- 解約金無料
66万以上ならおすすめ
- 決済手数料が安い
- 月額費3,300円
- 解約金有り
Visa / Mastercardの月間売上額が66万以上の場合は、「決済手数料1.98%プラン」がおトクになります。決済手数料を最重要視する事業者は「STORES決済」や「stera pack」がおすすめです。
『Airペイ』の「中小企業向けプラン」の申込方法
導入に必要なもの
- モバイル端末
- Airペイ端末
- Airペイアプリ
※必要に応じてレシートプリンタなど
1.モバイル端末
インターネット回線に接続している状態のモバイル端末を店舗側で用意する必要があります。
- iPhone もしくは iPad
電子マネー決済は対応機種とOSが限定されますので利用する場合は必ず確認ください(Airペイ – 動作環境)。
2.Airペイ端末
クレジットカード、電子マネー決済のご利用には専用の決済端末が必要です。「標準プラン」の場合は、代金は条件達成で通常価格19,800円が0円になります。「決済手数料ディスカウントプログラム」の場合は、条件に関わらず0円です。
3.Airペイアプリ
対応しているモバイル端末にAirペイアプリをインストールしてください。
※アプリは審査通過後にログインできるようになります。
※レシートプリンタ
本サービスはレシートプリンタが、なくても運用可能です。
レシートプリンターが接続されている場合は「売上票」を印刷できますが、領収書が必要な場合は別途(手書きなど)ご用意ください。
※レシートプリンターは加盟店さまにてご用意ください。
ご利用開始までの流れ
- 申込
申込画面からAirペイの申し込みを行います。必要な情報を入力して、申し込みを完了させます。 - 審査書類のアップロード
申請完了後、申請完了画面や申請完了メールに記載されたURLから審査書類をアップロードします。この審査書類が提出されないと、申込みが進められないので、とりあえず対応する必要があります。 - 審査は各決済
ブランドごとに実施され、審査が完了するまで待つ必要があります。 - 審査完了
VisaやMastercardなどの決済手段の審査が完了したら、審査完了の通知メールが届きます。この時点ではAirpayの利用は開始できませんが、管理画面で他の決済手段の審査状況が確認できるようになります。 - カードリーダーの審査
入金完了メール受信後、2〜4日程度でカードリーダーが届きます。このカードリーダーが決済を行うことができないため、受け取ったらすぐに内容を確認してください。 - 初期設定
カードリーダーを認めたら、次にAirpayの初期設定を行います。この初期設定、システムが正しく動作します。 - トレーニングモードで練習
利用開始メールが届くまでは、トレーニングモードで本番と同じ手順で決済の練習を行うことができます。操作に目を向けるためにもこの練習は重要です。 - 利用開始メール受信 (Airペイ)
Airペイで本番の決済が可能になる可能性があります利用開始メールを受信します。このメールが届きましたら、いよいよ本番での利用が開始可能です。 - テスト決済
実際の取引を開始する前に、本番と同様の決済が問題なく確実にテストします。テスト決済はクレジットカードで行い、取消し処理を必ず行います。 - 店舗掲示ツールの設置
「キャッシュレス決済ができる」ことをお客様に伝えるために、店頭に決済ブランド一覧の卓上ポップや加盟店ステッカーを設置します。これにより、お客様が決済方法を認識しやすくなります。
申込みできない業種・サービス
禁止業種や商品・サービスは申込みできません。
- 通信サービス
- 換金性が高い商品
- 興信所や探偵業務
- 便利屋や人材派遣業
- タトゥー関連サービス
- 政治、宗教、寄付関連
- 企業間取引および個人間取引
- 科学的な根拠が不足している
- 分譲住宅の販売(仲介を含む)
- オークションの出品・落札代行
- 不動産仲介を除く仲介や委託販売
- 個人輸入代行による商品やサービス
- 結婚相談や出会いを目的としたサービス
- 違法・公序良俗・他人の権利侵害に関わる
- 心理カウンセリングなどのカウンセリングサービス
- 税理士や弁護士などの士業、またはコンサルティング業務
- アダルトエンターテイメント関連サービス
- 違法な商品やサービス(麻薬、武器、セキュリティ品)
- 暗号通貨などの金融サービス
- ギャンブル、カジノ、ギャンブル博サービス
- マルチレベルマーケティング(MLM)
- 動物の販売、法律で禁止されている製品
申込みできないサービス提供方法
特定商取引法の対象となるサービス提供方法は申込みできません。
- 訪問販売
- 連鎖販売取引
- 電話勧誘販売
- 特定継続的役務提供
- 業務提供誘引販売取引
申込みに必要な書類
Airペイ申込みにあたり以下の書類などが必要になります。
- 口座情報
- 本人確認書類または登記簿謄本
- 許可証
- 店舗確認書類
- その他 注意事項
- 口座情報の準備
ゆうちょ銀行以外の日本国内の金融機関の口座で、契約主体の名前が含まれている口座をご用意します。契約者名や法人名が自動入力されるので、実際のパスワードと一致していることを確認します。- 個人申込の場合は代表者名、法人の場合は法人名が必要です。
- カナ表記長い音記号(ー)は全角ハイフンで入力。
- 本人名義が30文字を超える場合、先頭から30文字まで入力。
- ログイン番号は7桁で入力し、不足分は先頭に「0」を補います。
- 本人確認書類または登記簿謄本の提出に
必要な本人確認書類を準備し、申請完了後に送信されるメールに記載されたURLからアップロードします。 ファイル形式はJPG、PNG、またはPDFが使用可能です。- 個人申込の場合
運転免許証や健康保険証などの有効期限内の書類を1点ご用意します。特定の情報が記載されている部分は塗りつぶしてアップロードします。書類名 注意事項 運転免許証 有効期限内で内容変更がある場合は表裏両面が必要 運転経歴証明書 2012年4月1日以降発行で内容変更がある場合は表裏両面が必要 健康保険証 有効期限内で内容変更がある場合は表裏両面が必要 住民票 発行日から3か月以内のもの 住民基本台帳カード 有効期限内で顔写真ありのタイプ 在留カード 有効期限内で内容変更がある場合は表裏両面が必要 特別永住者証明書 有効期限内で内容変更がある場合は表裏両面が必要 パスポート ①②③すべてにあてはまるもの。①日本国政府発行②有効期限内③2020年2月4日以前に発行され、所持人記入欄があるもの - 法人申込の場合
登記簿謄本(履歴事項全部証明書または現在事項全部証明書)を準備します。- 発行日から3カ月以内のもの
- 申込時に入力した法人情報(法人名・法人住所・契約者住所等)と相違ないもの
- 全ページ記載されているもの
- 許可証の準備(業種による)
該当する業種の場合、必要な許可証を準備します。業種 必要許可証 ペットショップ 動物取扱業登録証(販売) ペットホテル 動物取扱業登録証(保管) まつ毛エクステ ・美容所開設届出済証、または美容所検査確認済証・美容師免許(個人の場合は契約者、法人の場合は法人代表者の免許をご提出ください。上記が提出できない場合は、店舗の施術責任者、または管理美容師の方の免許をご提出ください) ヘアエクステ 美容所開設届出済証、または美容所検査確認済証 美容医療(美容皮膚科・美容外科など)メンズクリニック 医師免許 タクシー・リムジン・ハイヤー 一般乗用旅客自動車運送事業許可証 運転代行 転代行業者認定証番号 古物を扱う店舗 古物商許可証 設計・インテリアデザイン 建築士免許
- 個人申込の場合
- 許可証の準備(業種による)
- 該当する業種の場合、必要な許可証を準備します。
業種 必要許可証 ペットショップ 動物取扱業登録証(販売) ペットホテル 動物取扱業登録証(保管) まつ毛エクステ ・美容所開設届出済証、または美容所検査確認済証・美容師免許(個人の場合は契約者、法人の場合は法人代表者の免許をご提出ください。上記が提出できない場合は、店舗の施術責任者、または管理美容師の方の免許をご提出ください) ヘアエクステ 美容所開設届出済証、または美容所検査確認済証 美容医療(美容皮膚科・美容外科など)メンズクリニック 医師免許 タクシー・リムジン・ハイヤー 一般乗用旅客自動車運送事業許可証 運転代行 転代行業者認定証番号 古物を扱う店舗 古物商許可証 設計・インテリアデザイン 建築士免許
- 該当する業種の場合、必要な許可証を準備します。
- 店舗確認書類の準備
店舗のURLや開店/未開店の状況により、が必要な写真や資料が提出されます。該当する情報を準備します。 - 注意事項の確認
- Airペイの申し込みにはAirIDが必要です。AirIDを持っていない場合は新規登録が必要です。
- カードリーダーは登録した店舗住所に配送され、店舗名が確認できないため正しく配送されないため、ポストなどに店舗名を記載する必要があります。
- 解約時のカードリーダー代金の支払いや決済アプリ利用後の支払いは受け付けられません。
よくある質問(Q&A)
初期費用や月額費用はかかりません。決済手数料のみ発生します。
できます。
発生しません。
必須ではありません。店舗の状況に応じてご準備ください。
小数点以下は切り捨てとなります。
まとめ
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」は、キャッシュレス業界の最安値水準のクレジットカード決済手数料2.48%で利用ができます。
他サービスの中小企業向けプランと比較しても、おすすめです。
Airペイの「決済手数料ディスカウントプログラム」のその他の優位性も豊富です。
- 月額費用が無料
- 決済端末やiPadが、キャンペーンで無償貸与
- 解約金や最低利用期間がない
- 中小企業事業者・個人事業主
- 決済手数料を低く抑えたい店舗
- 固定費や解約金のないプランを使いたい
- 各決済ブランドごとに審査が有り、対象の条件が異なる
- 各決済ブランド総額は、店舗(業態・商流)単位ではなく企業単位
- 各決済ブランドごとに上限を超過すると「標準プラン」の手数料が適用される
- Visa / Mastercard®をAirペイ以外の決済端末で利用している場合は対象外
- 上場企業や関連会社、フランチャイズ提携先は対象外
- 予告なくプログラム内容を変更または終了する場合がある
「年間のキャッシュレス決済額3,000万円を超えた場合」や「年間のカードブランド毎の決済総額が一定額を超える場合」などの対象条件を満たさなくなった場合、「標準プラン」の決済手数料3.24%が適用されます。
この記事を通じて、Airペイがあなたのお店に合っているかどうか、安心して判断できるようサポートしました。導入にあたり、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。