結論|Squareの審査は3段階で考える

Squareの審査は、アカウントの申込審査・JCBなど一部ブランドの審査・使い始めてからの定期的な確認の3段階に分けると理解しやすくなります。個人事業主や開業したばかりのお店でも申し込め、情報が正しくそろっていれば、Visa・Mastercard・American Expressは承認後すぐに使えます。
| 段階 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| ① 申込審査 | 事業・本人・口座の確認 | 1〜2営業日 |
| ② ブランドの審査 | JCB・Diners・Discover | 5〜15営業日 |
| ③ 利用中の確認 | 定期的な確認 | — |
3段階の審査のくわしい内容
| 段階 | 内容 | 目安 |
|---|---|---|
| ① 申込審査 | 事業の内容・本人の情報・口座を確認。必要なら追加書類をメールで依頼 | 追加情報の送信から1〜2営業日 |
| ② ブランドの審査 | JCB・Diners Club・Discoverは別に審査(自動で申し込まれる) | 通常5〜15営業日 |
| ③ 利用中の確認 | 取引の状況に応じて、定期的に確認や書類の提出を求められることがある | — |
申込みの条件
18歳以上
事業主であること
申込審査
1〜2営業日
追加情報の送信後
JCBなど
5〜15営業日
Visaなどは先に使える
※2026年11月3日時点のSquareヘルプセンターの情報にもとづきます。審査の結果や期間は、事業の内容や状況で変わります。
申込みの条件と入力する情報

Squareに申し込めるのは18歳以上の事業主です。登録後は情報を変更できないため、入力前に書類を手元にそろえておきましょう。
| 項目 | 個人事業主 | 法人・団体 |
|---|---|---|
| 事業の情報 | 業種・店舗・売上の見込み | 法人番号・電話番号・業種など |
| 本人の情報 | 氏名・生年月日・住所 | 代表取締役の情報 |
| 行政処分 | 過去の有無 | 過去5年の有無 |
| 入金口座 | 本人名義 | 法人名義か代表者名義 |
入力する情報のくわしい内容
| 項目 | 個人事業主 | 法人・団体 |
|---|---|---|
| 事業の情報 | 業種・店舗の情報・売上の見込み | 法人番号(13桁)・登記と同じ電話番号・業種・売上の見込み |
| 本人の情報 | 氏名・生年月日・住所・電話番号 | 代表取締役の氏名(漢字・カナ・ローマ字)・生年月日・住所 |
| 行政処分 | 過去の行政処分の有無 | 過去5年の行政処分の有無 |
| 入金口座 | 本人名義の口座(屋号つきも可) | 法人名義または代表者名義の口座 |
法人番号は、国税庁の法人番号公表サイトで調べられます。
本人確認書類|使える書類と注意点

個人事業主は、写真つきの本人確認書類を提出します。使える書類は次のとおりです。
| 書類 | 注意点 |
|---|---|
| 運転免許証 | — |
| マイナンバーカード | 通知カードは使えない |
| 日本のパスポート | 2020年2月3日以前に申請したものだけ(それ以降は住所欄がない) |
| 運転経歴証明書 | — |
| 在留カード | — |
| 特別永住者証明書 | — |
住所は、本人確認書類と申込み画面で同じ表記にそろえましょう。番地や建物名の書き方が違うと、確認に時間がかかる原因になります。
追加書類|求められたら出すもの

審査の途中で、事業の内容を確認するための追加情報をメールで求められることがあります。提出しないと承認が終わらず、カード決済を始められません。
| 区分 | 書類 |
|---|---|
| 法人・団体 | 登記簿謄本(発行日から6か月以内) |
| 個人事業主 | 開業届 |
| 開業届がない場合 | 広告・メニュー表・資格や許可の証明書・名刺・請求書・注文書・納品書など、サービスの内容がわかるもの |
業種別の許可証・資格の例
| 業種 | 書類の例 |
|---|---|
| 飲食店 | 営業許可証 |
| まつげパーマ・まつげエクステ | 美容所届 |
| リサイクルショップ | 古物商許可証 |
| カウンセリング | 資格・卒業証書 |
| アートメイク | 医師免許 |
※提出は1項目につき1ファイルです。書類が複数あるときは、1つのファイルにまとめます。
審査期間|ブランドごとの使い始めの目安

| 決済の種類 | 使い始めの目安 |
|---|---|
| Visa・Mastercard・American Express | 承認のメールが届けばすぐ使える(最短で当日) |
| JCB・Diners Club・Discover | 別の審査で通常5〜15営業日。非承認になることもある |
| 電子マネー | 管理画面から店舗ごとに申し込む |
| QRコード決済 | 各社の審査があり、通常30日以内 |
| 入金口座の確認 | 3営業日以内 |
JCBの審査結果がまだでも、Visa・Mastercardなどは先に使えます。JCBが非承認になっても、ほかのブランドはそのまま使えます。
すぐに始めたい場合は、端末なしで使えるiPhone・Androidのタッチ決済から試すと準備の手間がかかりません。
申込みの手順|アカウント作成から決済開始まで

| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | Square公式サイトで、メールアドレスとパスワードを登録して無料アカウントを作る |
| 2 | 個人事業主か法人かを選び、事業・本人・口座の情報を入力する |
| 3 | 本人確認書類を提出する(追加情報を求められたら、メールの案内にそって提出) |
| 4 | 承認メールが届いたら、Visa・Mastercard・American Expressから使い始める |
| 5 | 電子マネー・QRコード決済を管理画面から申し込み、端末を準備する |
アカウントの作成は数分で終わります。途中で画面を閉じても、管理画面(Square データ)にログインすれば続きから再開できます。
禁止・制限のある業種|申し込む前に確認

Squareでは、加盟店規約で取り扱えない商品・サービスが決められています。該当すると審査に通らないか、あとで利用が止まることがあります。
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 金券・換金性の高いもの | 金券・ギフトカード・切手類、プリペイドカード |
| 金融・投機 | 投資、ギャンブル(パチンコを含む) |
| 許可が必要なのに無許可の営業 | 無許可営業のサービス全般 |
| 特定の業種 | 質屋、探偵、不動産の仲介手数料、共済、占い、ネットオークション |
| そのほか | アダルト関連、CBD、制裁対象国などとの取引、事業以外での利用 |
コース・回数券(継続的役務)の制限
エステや語学教室など、数か月にわたって続くコースや回数券は、期間と金額でカード決済の可否が決まります。
| 業種 | 5万円以下(税込) | 5万円を超える |
|---|---|---|
| エステ・美容医療 | 期間1年以内なら可 | 期間1か月以内なら可 |
| 語学教室・塾・パソコン教室・結婚相談所 | 期間1年以内なら可 | 期間2か月以内なら可 |
| 整体・スポーツジムなど | 期間1年以内なら可 | 期間2か月以内なら可 |
※取り扱えない商品・サービスの全体は、Squareヘルプセンターの一覧で確認してください。
審査で止まりやすい原因と対策

| 原因 | 対策 |
|---|---|
| 登録情報と書類の内容が違う | 氏名・住所・電話番号を、本人確認書類や登記と同じ表記で入力する |
| 口座名義が登録者と違う | 本人名義(法人は法人名義か代表者名義)の口座を使う。違う場合は関係がわかる資料を出す |
| 事業の内容が伝わらない | 業種を正しく選び、メニューや料金表、ホームページなどサービス内容がわかる資料を用意する |
| 取り扱えない商品・サービスが含まれる | 加盟店規約の禁止商品・継続的役務の条件を事前に確認する |
| 追加情報の提出が遅い・不足している | メールの依頼に早めに答え、求められた書類を1項目1ファイルで出す |
| 許可が必要な業種で許可証がない | 営業許可証・美容所届など、業種の許可を先に取る |
審査に落ちた・情報を間違えたときの対処

| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 登録情報を間違えた | 登録後は編集できない。パソコンから別のメールアドレスで新しいアカウントを作る(同じアドレスを使いたいときはサポートに連絡) |
| 追加情報を求められた | 管理画面にログインし「手続きを完了」から提出する |
| 有効化の途中で凍結された | アカウントオーナー本人が本人確認と追加情報を出す。多くは当日、最長2営業日で解除 |
| JCBだけ非承認になった | Visa・Mastercardなどはそのまま使える。JCBの審査理由は開示されない |
| 審査について問い合わせたい | 審査の対応はメールのみ。届いた審査の通知メールに返信する |
審査に通らなかったからといって、同じ内容のまま何度もアカウントを作り直すのは避けましょう。原因になりそうな点(業種・書類・口座)を見直してから、サポートに相談するのが近道です。
使い始めてからの確認|定期的な審査と入金の保留

Squareは、使い始めたあとも取引の状況に応じて定期的に確認を行います。確認のために、事業の内容がわかる書類の提出を求められることがあります。
※段階的な保留で一時的に保留された売上は加盟店のもので、確認が終われば払い出されます。
申込み前のチェックリスト

よくある質問
Squareの審査は厳しいですか?
個人事業主や開業したばかりのお店でも申し込めます。大切なのは、登録情報と書類が一致していること、取り扱えない商品・サービスに当たらないことです。
審査にはどのくらいかかりますか?
追加情報の送信後、1〜2営業日以内に結果が届きます。JCB・Diners Club・Discoverは別の審査で、通常5〜15営業日です。
開業届がなくても申し込めますか?
申し込めます。追加情報を求められた場合は、広告・メニュー表・名刺・請求書など、サービスの内容がわかる書類を提出します。
ホームページやSNSは必要ですか?
申込みの必須条件ではありません。ただし、事業の内容を伝える資料として、ホームページやメニュー表があると説明しやすくなります。
審査に落ちた理由は教えてもらえますか?
JCBの審査は理由が開示されません。申込審査について質問がある場合は、審査の通知メールに返信して問い合わせます(電話では対応していません)。
登録した情報を間違えました。
登録後は情報を編集できません。パソコンから別のメールアドレスで新しいアカウントを作ります。同じメールアドレスを使いたい場合はサポートに連絡します。
端末を買えばすぐに使えますか?
端末だけでは使えず、アカウントの承認が必要です。承認されれば、Visa・Mastercard・American Expressはすぐに使えます。
月謝やコース料金をカードで受け取れますか?
期間と金額によります。5万円以下で期間1年以内なら受け付けられます。5万円を超える場合は、エステは1か月以内、語学教室やジムなどは2か月以内のコースに限られます。
まとめ|スムーズに審査を通すために

準備ができたら、まずは無料アカウントを作成しましょう。アカウント作成は数分で、月額・解約金はかかりません。手数料や端末はSquareの総合解説でまとめています。